【ディズニーシーにあった「ストームライダー」はご存じですか?】120年前からあった人工雨!今や台風も人工的に発生・制御できる時代~米空軍気象兵器「人工台風」1970年代既に戦争に実戦投入~



【ディズニーシーにあった「ストームライダー」はご存じですか?】120年前からあった人工雨!今や台風も人工的に発生・制御できる時代~米空軍気象兵器「人工台風」1970年代既に戦争に実戦投入~







■ディズニーシー「ストームライダー」終了に反対の声 裏側にあった綿密なストーリー設計、オリエンタルランドの見解は


「ストームライダーのクローズはポートディスカバリーの世界観を崩壊させるもの」とはどういうこと?


ねとらぼ(ITmedia)2015年06月13日


https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/11/news124.html




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東京ディズニーシーのエリアの1つ「ポートディスカバリー」に、2001年の開園当初からあるアトラクション「ストームライダー」。




新規アトラクションの開設にともない2016年中旬に終了することが、5月19日にオリエンタルランドから発表されました。




これを受けて同園のファンの一部から、ストームライダーのクローズは「ポートディスカバリーの世界観を崩壊させるものだ」と非難の声がネットに上がっています。


Twitterには「#ストームライダークローズ反対」といったハッシュタグが登場。


このほかクローズの中止を求める署名ページも立ち上がっています。






・え? ストームライダーってただの乗り物系のアトラクションじゃないの? 




同園へ2、3年に1回行くか行かないか程度の筆者にとって、ファンたちの訴えは意外なものでした。


調べてみると、同エリアだけでなく東京ディズニーシー全体には、ただ園内を巡っているだけではわからない綿密なバックグラウンドストーリーが設定されているのが分かりました。






ポートディスカバリーはストームライダー完成のお祝いのまっただ中




そもそもストームライダーとは、スクリーンの映像や音響に合わせてゲストの座席が動くことで、飛行型気象観測ラボ「ストームライダー」のフライトを仮想体験できるというアトラクション。


ゲストは気象観測施設「気象コントロールセンター」から「ストームライダー」の2号機に搭乗し、接近中の史上最大の嵐を消滅させるミッションに参加する、というストーリーになっています。




ポートディスカバリーは、その気象コントロールセンターあたりを一帯とする「時空を超えた未来のマリーナ」のテーマのエリア。


水上をくるくる回りながらランダムに蛇行していくアトラクション「アクアトピア」があったり、デッキにはマンボウ型の潜水艇が停泊していたりと、全体で「自然と科学が調和した未来」を演出しています。


このテーマを知らずとも、建物のデザインやBGMから未来の空気を感じ取っていた人も多いはず。




こうしたエリアと施設・アトラクションとの調和だけではなく、実は次のようなバックグラウンドストーリーもあることが、講談社からの書籍「旅する東京ディズニーシー」(2013年発行)で紹介されています。




現在、マリーナ(※ポートディスカバリー)には気象の謎を解明するために、世界中の科学者たちが集結し、最先端の輝かしい実験結果をゲストに公開しています。


そして、ストームライダーという科学の新時代を告げる新型機の完成を祝って、フェスティバルも開催されています




私たちがストームライダーに乗るときに入り込む建物「気象コントロールセンター」はもともと、地球上の複雑な気象の謎を解明する研究施設でした。


科学者たちの最終目標は壊滅的な被害をもたらす嵐を制御すること。


彼らはいよいよ、ミサイル「ストームディフューザー」を撃てば嵐を消し去ることができる新型機・ストームライダーを完成させます。




その完成を祝おうと、ポートディスカバリーではフェスティバルを開催。


「アクアトピア」は本来は新しい航行システムの研究施設で、フェスティバル期間中に特別にゲストへ開放し、新たに開発された3人乗りウォーターヴィークルに試乗してもらっていたのです。


デッキに泊まっている数々の潜水艇も、ホライズン湾(エリアにある海)で開催中の海底レースに出場するマシンという設定。




このようにポートディスカバリーと各施設・アトラクションはストーリーで結びついており、特にストームライダーは接点が多かったのです。


単純に乗ったり歩きまわったりするだけでも楽しかったのですが、背景を知った上で建物1つ1つを観察すると「時空を超えた未来のマリーナ」という異世界にますます入り込めそう。




東京ディズニーシーにはほかにも「ミステリアスアイランド」や「アメリカンウォーターフロント」などコンセプトの異なる6つのエリアがあります(同園ではこのエリアのことを「テーマポート」と呼称)。


テーマポートにはそれぞれにストーリーがあり、なかにある施設やアトラクションと密接な関わりがあるとのこと。


熟知して世界観に浸ってみたくなると同時に、来園者を「夢の国」へ誘うディズニーシーの設計の深さに感心させられました。






・「ストームライダーはほかのテーマポートと関連がある」はあくまで非公式




ちなみにネットでは、ストームライダーとつながりを持つテーマポートはポートディスカバリー以外にもいくつもある、という説も飛び交っていました。




例えば1つは、「アメリカンウォーターフロント」にある、ダッフィーと会えるスポットで有名な漁村「ケープコッド」。


「ケープコッドは嵐が多く訪れる土地で、村人たちはいつか嵐がなくなることを心から願っていた。


この村人たちの想い描く未来を叶えたのが、ストームライダーだった」という説が浮上していました。


こうした噂が本当だとすると、ストームライダーのクローズは同園全体のストーリーを崩す、より深刻な問題に思えてきます。




噂についてオリエンタルランド広報担当者に尋ねたところ、「『ケープコッド』のストーリーに『ストームライダー』が出てくるというのは出所は分かりませんが、こちらから正式にお伝えしているものではございません」と回答。


さらには「エリアとアトラクションは、それぞれ独立したテーマやストーリーを持っています」と、各アトラクションにはエリアを越えたストーリーがないとコメントしました。


どこまでが公式のストーリーなのか混乱していた人は、判断の拠り所となりそうです。






ポートディスカバリーの世界観は崩れる? オリエンタルランドの見解




ストームライダーとポートディスカバリーに密接な関連性があるのは事実。


クローズによってこれらのストーリーが崩れてしまうことについて、オリエンタルランドはどのように考えているのでしょう。




「『ポートディスカバリー』の自然と科学の調和という世界観を大きく変更することは、現時点では考えておりません。しかしアトラクションの改廃にともない、ストーリーについては調整をする可能性がございます」と広報担当者。




「当社では『パークは永遠に完成しない』というディズニーテーマパークのフィロソフィ(哲学)に基づき、順次さまざまな施設の導入、改廃を行っています。今回も施設の改廃によってパークの魅力を高めることを目的に、『ストームライダー』のクローズと新規アトラクションの導入を決定しました」とのこと。


過去にもアトラクションの改廃などにともない、同園のストーリーを調整したことはあったそうです。




導入される新規アトラクションは、映画「ファインディング・ニモ」と「ファインディング・ドリー(原題)」(2016年公開予定)をテーマにしたもの。


ストームライダーのようなライドシステムの動きを融合させることで、映画の海底の世界を体験できる屋内アトラクションとなります。


魚サイズに縮むことができる潜水艦に乗り込んだゲストは、ニモやドリーたちと同じ目線で広い海の世界を冒険する、というストーリーです。




この新規アトラクションのコンセプトも、ポートディスカバリーの世界観にそぐわずさらなる崩壊を招くのでは? と疑問の声も上がっていました。


広報担当者は「ゲストは魚たちと同じ目線で海の世界を冒険します。自然と科学の調和をテーマとする『ポートディスカバリー』の世界観でお楽しみいただけるアトラクションであると考えています」と見解を示しました。




クローズについて署名運動など反対の声が起こっていることについては、「『ストームライダー』のファンの皆さまにもご満足いただける、さらに魅力的な体験をお届けできるよう、努めてまいります」と表明。


新規アトラクションの映像制作には「ファインディング・ドリー(原題)」映画制作スタッフが参加するなど期待も大きいので、“パークの魅力を高める”施設になることを信じて完成を心待ちにしたいです。




ストームライダークローズの決定は覆りそうにないとなると、2016年中旬までとことん楽しむのが吉。


ポートディスカバリー一帯のバックグラウンドストーリーも変わってしまうかもしれません。


表面上だけ体験していたというゲストは、これを機にストームライダーを中心とした現在の世界観にどっぷり入ってみましょう。


嵐を消すミッションの臨場感や、水上を回るヴィークルに乗り込む際の心境など、新たな冒険が待ち受けているはずです。






6月26日 追記




記事初出時、ストームライダーとケープコッドの噂について、「ここは嵐が絶えず訪れ住民を悩ませていた地域だったが、その嵐を打ち消したのがストームライダーだったという説が浮上していました」と記述しておりました。




公式の設定だと、ストームライダーがあるポートディスカバリーは「20世紀初頭の人々が空想した未来の世界」で、ケープコッドは「20世紀初頭のニューイングランド地方にある静かな漁村」。


ここから、20世紀初頭より未来で生まれたストームライダーが、過去のケープコッドの嵐を打ち消すわけはなく、そのような噂は本当に実在したのか、という指摘が読者の方から複数上がっていました。




改めてネットにある噂をいくつも当たってみたところ、ほとんどが「ケープコッドは嵐が多く訪れる土地で、村人たちはいつか嵐がなくなることを心から願っていた。この村人たちの想い描く未来を叶えたのが、ストームライダーだった」というものでした。


記事中で、ストームライダーが同じ時系列にあるケープコッドの嵐を直接打ち消したような表現は誤りでした。


お詫びして訂正させていただきます。






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ディズニーシー「ストームライダー」終了に反対の声 裏側にあった綿密なストーリー設計、オリエンタルランドの見解は
「ストームライダーのクローズはポートディスカバリーの世界観を崩壊させるもの」とはどういうこと?
ねとらぼ(ITmedia)2015年06月13日
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/11/news124.html


















■人工雨降らせる実験成功 筑波大など


日本経済新聞 2012年6月26日


https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2504K_W2A620C1CR0000/




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水不足対策や砂漠化の防止に取り組む筑波大などのチームは26日までに、雲を成長させる効果がある「液体炭酸」という液体を上空でまく手法で、人工的に雨を降らせる実験に成功したと発表した。




2月に三宅島付近の上空で行った実験では、液体炭酸の散布から約1時間後に近隣の島で雨が降りだし、最大で1時間当たりの雨量が10ミリ程度になったという。




雲の中に液体の炭酸をまくと、蒸発する際に周りの温度を急激に下げるため、大量の氷の粒が発生する。


できた氷の粒は周囲の水滴を取り込んで成長し、重くなって落ちるという仕組み。最初は氷だが、落ちる途中でとけて雨になる。




チームは航空機を使い、高度約2千メートルの雲の中で、1秒間に5~6グラム程度の液体炭酸を数分間ずつ、3~4回に分けてまいた。




人工雨には、ヨウ化銀などをまく方法もあるが、液体炭酸がより効率がよく、期待できる雨量も多いという。〔共同〕




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人工雨降らせる実験成功 筑波大など
日本経済新聞 2012年6月26日
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2504K_W2A620C1CR0000/














■120年前に行われた日本初の人工降雨実験とは?


週刊現代 2021.08.18


https://gendai.media/articles/-/86355




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・日本初の人工降雨?




1901年の今日(8月18日)、日本で初めて人為的に雨を降らせるという、いわゆる「人工降雨」が成功したという報道がなされました。


これを行なったのは延原正孝という人物で、この報道は当時の東京日日新聞などに掲載されて話題となりました。




この実験はその手段も詳しくわかっておらず、科学的に効果があったのかは非常に曖昧ですが、延原正孝による『電力応用人工降雨法』には「電気を空中に送電して、空間電気を刺激」することで雷雨が呼ぶことができるという内容が書かれています。




じつは現代では人工的に雨を降らせる研究が盛んに行われています。


人工降雨のメカニズムを考えるには雨や雲ができるメカニズムを知らなければなりません。




私たちが雲と呼んでいるものは、空気中にある水蒸気が冷えて細かい水の粒になったものが空気中のチリなどを核として集まったものの集合体です。


その中に含まれている水滴のうち、比較的大きな水滴が地表に降り注ぐのが雨なのです。




なお、雨の種類には「冷たい雨」と「暖かい雨」があり、前者は雲の中で水滴が氷になって落下するもの(落下中に解けて水になる)、後者は水滴のまま大きくなって降る雨を指すそうです。


日本で降る雨のはほとんどが「暖かい雨」だといわれています。




雲ができたときに、その中に雨粒のタネとなるものを散布することができれば人工的に雨を降らせることが可能となります。


これが人工降雨のメカニズムです。


主な方法としては細かなドライアイスのカケラを空中から散布する「ドライアイス法」やヨウ化銀の煙を発生させて氷晶核とする「ヨウ化銀法」などがあります。




この人工降雨は1933年にベルシェロンとフィンダイゼンという二人の学者がそれぞれ独立して「氷晶説」という降雨の理論を唱えて以降、世界中で行われてきました。




世界で初めて行われたのは1946年のアメリカのことでアーヴィング・ラングミュアという人物が理論立てて実験を行なったとされています。




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120年前に行われた日本初の人工降雨実験とは?
週刊現代 2021.08.18
https://gendai.media/articles/-/86355













■天気予報=「軍事情報」 米軍の超重要組織JTWCとは “日本の予報より正確”は本当か


乗りものニュース 2022.09.06 武若雅哉(軍事フォトライター)


https://trafficnews.jp/post/121769




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ハワイに所在するアメリカ海軍と空軍の合同組織JTWC。




ここはアメリカ軍が作戦を実施するうえで重要な気象情報を扱うセクションですが、一般にも情報を公開しています。


かつて軍事機密だった天気予報、それが一般に浸透していった経緯を探ります。






・四半世紀前、日本に襲来した台風がカタカナ名なワケ




今から75年前の1947(昭和22)年9月8日、関東地方や東北地方に甚大な浸水被害をもたらした台風が南太平洋のマリアナ諸島沖で発生しました。


「カスリーン」と名付けられたこの台風は、最低気圧960ヘクトパスカル


最大風速は中央気象台(現気象庁)の解析で45m/秒と、大抵の木造家屋が倒壊するとされる風速50m/秒に迫る勢いをもつ非常に強力なものでした。




カスリーン台風は日本列島に接近すると、各地で大量の雨を降らし猛威を振るいます。結果、河川の氾濫や堤防の決壊により、全国で死者1077人、行方不明者853人、負傷者1547人、罹災者40万人という甚大な被害をもたらしました。




そのため、発生から四半世紀経っても、いまだに「カスリーン台風」という名は昭和史に名を轟かせていますが、そもそもなぜ、日本を襲った台風なのにカタカナ名称なのでしょうか。


気象庁などは「台風〇号」と数字で呼ぶのに、数字でないのは何故なのか、それは当時の時代背景が大きく関係していたのです。




カスリーン台風が発生した当時、日本は敗戦直後であり、アメリカの占領下にありました。


そのため、日本に襲来した台風もアメリカが付与した名称で報道されていました。




よって「カスリーン」とはアメリカが名付けた名称だからこそ、日本の呼び方とは異なっていたのです。




ただ、日本も独自に台風観測をしていたため、日本側が台風と解析したのにアメリカがそれを解析せず、逆にアメリカが台風と解析したのに日本が台風と解析しないといった、統一基準がないゆえの弊害もありました。




たとえば、カスリーン台風が襲来した1947(昭和22)年の台風の数を日米で見比べた場合、日本側は17個の台風を解析した一方、アメリカ側は27個の台風を解析するといった差が生じています。






・ハワイ所在のアメリカ軍組織「JTWC」




台風解析を含む天気の情報は、第2次世界大戦当時は軍事機密として扱われていたことから、日本では一時的に天気予報が世の中から消滅していました。




一方、アメリカ軍は作戦遂行上、極めて重要な情報として重視しており、大戦末期には気象観測の専門部署として「艦隊気象センター/台風追跡センター」という組織をグアム島に設立しています。




このセクションが、太平洋で発生する台風を発見・追跡することで、陸海空軍や海兵隊はもちろん、戦後は民間にも情報を流すことで船舶や航空機を安全に運航できるようにしたといえるでしょう。




その後、このセクションは海軍と空軍の合同組織となり、ハワイを拠点に全世界へ気象情報を発信しています。


それが「Joint Typhoon Warning Center(合同台風警報センター)」、通称「JTWC」です。




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天気予報=「軍事情報」 米軍の超重要組織JTWCとは “日本の予報より正確”は本当か
乗りものニュース 2022.09.06 武若雅哉(軍事フォトライター)
https://trafficnews.jp/post/121769






















■台風の目に航空機から水や氷 弱体化させ災害ゼロに、発電構想も


朝日新聞 2021年9月12日


https://www.asahi.com/articles/ASP9B546PP8HPLBJ001.html




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地球温暖化でますます凶暴になっている台風をコントロールし、勢力を弱くしたり、被害をゼロにしたりできないか。


2050年の実現を目標に、そんな壮大な挑戦が始まっている。


台風が持つエネルギーは、全世界の消費電力の1カ月分とも言われ、発電に生かそうという構想もある。




計画の名前は「タイフーンショット」。


月探査のように、実現は困難だが成果が極めて大きい挑戦を表す「ムーンショット」にあやかり昨年、大学やメーカーなどが立ち上げた。




日本近海の北太平洋西部は海水温が高いため、世界的に見ても熱帯低気圧の発生数が多く、勢力も強い。


台風と思われる被害の記録が日本書紀に残るなど、古くから日本を悩まし続けてきたが、温暖化による海水温の上昇で、ますます勢力が強くなると想定されている。




既に影響が出ているとの報告もある。


福島県など東日本を中心に100人以上が犠牲になった2019年の台風19号では、気象庁気象研究所などの解析によると、ここ40年の気温と海水温の上昇がなかった場合に比べて、関東甲信地方の雨量が約1割増えていた。




日本損害保険協会によると、19号による保険金支払い額は計約5800億円。関西空港の連絡橋にタンカーがぶつかるなど近畿を中心に強風や高潮の被害が出た18年の台風21号は1兆700億円に上った。




チーム代表の筆保弘徳(ふでやすひろのり)・横浜国立大教授(気象学)は「日本は台風にやられっぱなしだったが、新しい技術や研究を結集すれば、台風の勢力を抑え、エネルギーを資源に変えることも夢ではない」と意気込む。




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台風の目に航空機から水や氷 弱体化させ災害ゼロに、発電構想も
朝日新聞 2021年9月12日
https://www.asahi.com/articles/ASP9B546PP8HPLBJ001.html
















■「豪雨・地震・異常気象…気象兵器で実現可能」大学教授ら暴露! HAARPには核兵器ばりの破壊力も!?


excite.ニュース 2018年07月10日


https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201807_post_17463/




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天候を人工的に左右する「気象兵器」の存在は、実はもはや“陰謀論”ではない。


科学者らも認めるれっきとした事実であることをご存知だろうか?




オルタナティブニュース「Collective Evolution」(7月8日付)が、気象兵器の存在を認めている複数の科学者の言葉を取り上げているのでご紹介しよう。


「Collective Evolution」によると、地政学的問題に関して政府で働いた経験を持つカナダ・オタワ大学の名誉教授ミシェル・チョスドフスキー氏は、気象兵器の存在を2004年にウェブサイト「Global Research」上で暴露しているという。




「米国防総省の優先事項であるアメリカの気象戦争用兵器の拡大は議論や討論のテーマになりません。環境学者は京都議定書を批准しなかったブッシュ政権を責めていますが、“気象戦争”の問題、つまり軍事利用のための気候パターンの操作は決して言及されることがないのです」(チョスドフスキー氏)




「米軍は気候パターンの自由な変化を可能とする先進的なテクノロジーを主に90年代にHAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム)のもとで発展させてきました。HAARP大量破壊兵器です。外圏大気から世界中の農業的・生態的システムを無効にしてしまうのです」(同)




さらに、気象兵器の存在はアメリカ空軍大学のレポートでも示唆されている。




「気象操作は国内的・国際的防衛の一部になり、そして一方的に行われるだろう。……降雨、霧、嵐を地球上で引き起こす能力、あるいは宇宙の気候を操作する能力、また人工的な気候の生産などは全て、諸テクノロジーの総合である」(アメリカ空軍大学のレポート)




また、サウジアラビア王女バスマ・ビント・サウド・ビン・アブドゥルアジーズも、こういった気象兵器を大量破壊兵器に匹敵するものだと警鐘を鳴らしている。


曰く、気象兵器の使用は核爆発を伴わない爆弾を設置するようなものだという。




また、元ベネズエラ大統領のウゴ・チャベス氏は、2010年のハイチ地震HAARPによって引き起こされた人工地震だとして、米国を糾弾していた。


このように世界各国の政治家にとっても気象兵器の存在は公然の事実なのだ。




さらに、以前トカナでもお伝えしたように、著名な理論物理学者で未来学者のミチオ・カク博士も、気象兵器はベトナム戦争当時から使用されてきたと米ニュース番組で発言している。


もはや米国が気象兵器を保有していることはほぼ間違いないと見て良いだろう。




また気象操作の方法は雨を降らせたり、嵐を引き起こしたりする他にもある。


大気中に重金属の粒子を散布する「スプレイング」という手法だ。




これは太陽光を反射し温暖化を防ぐことが表向きの目的とされているが、米・ハーバード大学のデイヴィッド・キース教授は、もしスプレイングを実際に行えば「毎年数万人が死ぬことになる」と警告している。


つまり、スプレイングも恐ろしい気象兵器と化す可能性があるということだ。


もしかしたら米国の真の狙いはそちらなのかもしれないが……。